8月下旬の週末に、3歳・0歳の子どもを連れて 東広島市立美術館に行ってきました。
お目当ては、特別展 「冨田伊織 新世界『透明標本』展」。小さな生き物の骨格を研究するために生み出された、透明骨格標本 という手法。その手法に魅せられた富田伊織さんの、たくさんの透明骨格標本 を鑑賞してきました。
想像していた ”標本”のイメージとはまったく違う、生き物の造りって美しい、ということ感じることができて、学びあり、視覚的にも楽しい空間でした。
東広島市立美術館「冨田伊織 新世界『透明標本』展」
東広島市立美術館にて 2025年7月10日₋10月5日まで開催中の、特別展 「冨田伊織 新世界『透明標本』展」ー透ける姿に刻まれた、美しき命の輝きー。

先に行った叔母から「透明標本展、面白かったよ!」「子どもは絶対 好きだと思う♩」ということを聞きまして、さっそく家族で行ってきました。

東広島市立美術館に来たのは、今回が初めて。
建物が綺麗だなあと思っていたら、2020年に移転オープンしたばかりの、新しい美術館なのだそうです。(東広島市立美術館、自体は広島県内で最も歴史のある美術館なのだとか)
会期中の毎週土曜日は「ウィズこどもデー」。
ということで、子どもと一緒のわが家は 2割引きでチケットを購入することができました。

9時のオープン直後に入館してみると、そこまで混んでなく。(10時過ぎの受付は、すこし混んでいたかな)
ゆっくり過ごすことができました。
(透明標本展は 写真撮影OKということで、気になったものを撮らせてもらいました)
標本の作り方を分かりやすくレクチャーする映像があり、映像を観た3歳の娘は「わたしもやりたーい!」と興味深々。
たくさんの種類の生き物が透明標本になっていて、想像していた標本(なんかこう、干からびていてカサカサの、、^^;)とは違った、美しい空間でした。

標本は上から見ても面白いけど、横から見るともっと面白い。

写真では伝わりづらいな。。
横から見ると、真ん中のエイ(エイで合ってる?汗)なんかは、空中を舞うような、滑らかなラインが綺麗でした。

光で美しくライトアップされている標本も、観ることができた。

大きなガラスケースにズラーっと並んだ透明標本。かなりの量の標本が、静かに並んでいて、圧巻。ひとつひとつ、手作業で標本にしていったのを思うと、凄いなあと。
展示に興味深々で、触りに行こうとする娘をブロックする夫。笑

こちらはフグかな。見覚えのある魚や、カニや、ありとあらゆるものが標本になっていました。

美しくライトアップされた 透明標本。
こちらの展示は、ほんとに綺麗でした。。

展示室の最後にあったのは、お絵描きエリア。卓上に用意された 標本を観察して、絵にしてみてください。というコーナーです。

絵を飾ってもらいたい、3歳娘。頑張って描こうとしてた。
描いた絵は飾ってもらえるようで、壁一面に、たくさんの標本の絵が。
さすが、美術館を訪れる方の絵だなあ~という、ち密に標本を描いたものも飾ってありました。
おわりに
ということで、美しい透明標本の世界へ足を踏み入れた休日でした。

もう夏も終わりかけ。
今更ながら、真夏の最強スポットは「美術館」だったのでは、、?ということに気が付く。
特に夏休み期間中は、子ども向けの企画展を あちらこちらでやっていたんですね。しかもどの美術館も、かなりの力の入りよう!ひろしま美術館の jyunaida展 行きたかったな、、(やっていることを知ったのは最終日の夜。涙)
この夏は、0歳と3歳をどこへ連れて行こう?と毎週のように悩んでいたけれど、正解は美術館だったのかも。
涼しくて、スタッフの方は親切で優しい。まだお昼寝タイムが不規則な0歳の息子は、抱っこ紐してしまえばスヤスヤ。3歳の娘は、魅力的な展示を観て楽しそう。(テンションが上がり過ぎて何度か、静かにーっ!!となったけど^^;)
暑くて外に出られないような日は、美術館へ行けばいいじゃない。(来年の夏へ向けての、わたしのメモとして)
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